2023.01.17

豆大福の育児日誌①

乳歯の生え変わり

子犬の成長って、早いですよね。
振り回されているうちに、あっという間に大きくなっていきます。
我が家にも、豆大福(フレンチ・ブルドッグ、♂、5ヶ月齢)がおります。
親バカでなんですが、とても可愛いです(笑)。
我が家に来たときは、子犬特有のぷにぷにした体つきでしたが、近頃では徐々に
筋肉がついてきております。
そんな豆大福ですが、先日乳歯が抜けて床に落ちているのを見つけました。

今回は犬の乳歯の生え変わりについてお話ししたいと思います。

みなさんは、犬の乳歯の生え変わりがいつごろか知っていますか?
歯が抜け落ちていることなどにも気づかず、動物病院に行ったときに獣医さんに教えてもらって、乳歯が生え変わっているのを
知った、なんて方もいらっしゃるかと思います。犬種によってもまちまちですが、
犬の歯は5ヶ月齢~7ヶ月齢で生え変わります。
人だと乳歯が抜けてから永久歯が生えてきますが、犬では乳歯と永久歯が並行して生え、乳歯だけが抜けます。そのため、永久歯が生えそろっているにもかかわらず乳歯が残ったまま・・・ということが起こります。
この時期は、乳歯が折れていないか、永久歯はちゃんと生えてきているか、お口はきちんと閉じられるかなど、お口の中を観察しながらお口を触る訓練をしましょう。
もし、7ヶ月を超えても乳歯が残っているようであれば、かかりつけの獣医師に相談されることをおすすめします。

次回の豆大福育児日記では、乳歯期から永久歯交換期のホームケアについてお話ししたいと思います。

獣医師 中川恭子

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