2023.02.17

犬・猫の栄養学②

添加物って悪者なの?

インターネットで【添加物】を調べると、「危険」「食べてはいけない」などと出てきますが、

本当にそうなのでしょうか?

添加物の役割

添加物の役割として、「栄養成分を補う」「食感をもたせる、形を作る」「色や味を保つ」などがあります。

フードのパッケージを見ると、原材料には、鶏肉、牛肉、ポテト..等食材の記載がありますが、

この食材だけではどうしても栄養素のばらつきがあります。そのため、添加物を入れることで

栄養のバランスを整えたり、品質の保持、嗜好性をあげる、食感を保つなど、様々な目的で

添加物が使用されています。

安全なペットフード

前回でもお話ししたように、【ペットフード安全法】の規定によって、国内に流通する

ペットフードの安全性は守られています。
この法律で「動物の健康に害になる」物質をペットフードに含むことを禁止しているので、

「添加物は危険」などの過剰な心配の必要はないのです。

でも、やっぱり心配という方の為に、次回はさらに添加物の内容を掘り下げてご説明していきます。

また、禁止されている添加物についてもお話していきます。

動物臨床看護士
栄養学担当 髙田 翼

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