2023.08.25

犬と人は栄養素に違いがあるの?

私たち人間も犬もエネルギー源となる栄養素は「タンパク質」「炭水化物」「脂肪」です。

これらは三大栄養素ともいわれますが、人と犬とでは必要な割合が異なります。

 

人では、たんぱく質17%、炭水化物は58%、脂肪は25%といわれています。
一方犬では、たんぱく質23%、炭水化物62%、脂肪15%どなり、見比べると主なエネルギー源は炭水化物ですが人よりも犬は脂肪が10%も少ないことが分かります。

 

人間と犬では体内で作る栄養素の仕組みが異なるために、このような違いがでてきます。

では、犬に必要な栄養素は他に何が必要なのかわかりますか?

 

人間でも、ミネラル、ビタミンを加えた五大栄養素の話がよく出てきていますが、今は、五大栄養素に水、食物繊維を加えた七大栄養素が必要といわれています。

体をつくるためには大切な栄養素ですが、食物でもあり摂り方によっては毒でもあります。

また、毒でもありますが薬にもなります。

 

だからこそ栄養素の事をしっかり理解して健康な体作りをしたいですね。
次回は、七大栄養素についてお話していきたいと思います。

  

臨床動物看護師 高田翼

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