2023.02.10

犬とのくらし②

たのしいあそび

犬との暮らし②

たのしいあそび

『あそび』は犬にとって様々なことを学ぶ大切な機会です。

大げさだと思うかもしれませんが、『あそび』は野生での狩猟を練習する行動の名残なのです。

家庭で暮らす犬たちには狩りの必要はありませんが、ストレス解消と大切なコミュニケーションの役割からも、飼い主が満足のいく遊びを提供することにはとても大切な意味があります。

好みを知ろう!

人でも動物でも、遊んでいるときは楽しそうですね。この楽しい!というのが大前提なんです。

黙々と探索するのが好きなタイプ、

ただ走り回るのが楽しぃ~タイプ、

プロレスみたいに激しいことが好きなタイプ、

おもちゃ大好き♪タイプ、逆に、興味ないよ〜なタイプ、など、

『あそび』にはその子の性格や品種によって好みがあります。

あなたのうちの子はどんなあそびが好きですか?

一緒に遊ぼう!

好みの遊びがわかったら、楽しさを共有するために一緒に遊びましょう。

同じことを楽しむことでコミュニケーションをとり、相手のことを知り、信頼が生まれます。

楽しいことを提供してくれるひとを大好きになること間違いなし!

勝手に遊んでくれるからラクチンなんて手抜きはご法度です。

ルールを伝えよう!

『あそび』に夢中になると興奮して、どうにも止まらない!?なんてことがないように、メリハリをつけましょう。

遊びの途中で飼主が動きを止めて、「ん?」となったら「おすわり」。

飼主を見上げるような位置で動きが止まればOK。

上手くできたらそのご褒美にまた『あそび』を再開します。

これを繰り返すことで『あそび』そのものをコントロールできて、興奮しすぎにもなりません。

思いっきり遊ぶ時間をしっかりとつくって、もう少し遊びたいなぁという気持ちを残したままで切り上げるようにしましょう。このメリハリが飼主への期待につなげるコツです。

●トレーニングや芸(トリック)につなげよう!

せっかくなので 『あそび』をごほうびにして、トレーニングと組み合わせてみましょう。

トレーニングも遊びの一環としてゲーム感覚で楽しくなるでしょう。

飼主のアイディアと工夫でいろいろと楽しんで一緒に遊んでいけば、絆も深まり、上手く芸(トリック)を覚えたり、しっかりトレーニングができることでしょう。

 (こんな工夫をしたら上手くいったアイディアなど、あれば教えて下さいね。)

ドッグトレーナー

臨床動物看護士 山崎宏子

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