2023.08.04

健康で末長く一緒に

薬の投与方法

今回は、薬の投与方法の話をしたいと思います。

投与と言っても薬を飲ませること以外に、点眼、皮膚への塗布、シャンプー等様々な方法で
薬剤を犬や猫に投与しています。

 

では、飲み薬にはどのような形状があるでしょうか?
一般的には、錠剤、粉そして液状の薬剤がありますがこれらの形状の薬剤を
確実に犬や猫に投与できているでしょうか? 
今までに投与が困難なことはなかったでしょうか?

 

  • 最初は、大丈夫だったけど徐々に困難になった
  • 投与したら嘔吐した
  • 格闘しているうちに噛まれた

こんな経験ないでしょうか?

 

薬は、適切な量を適切な回数投与することで有効になります。
よって、決められた薬剤を決められた回数を投与しなければなりません。
それぞれの動物で、的確に投与できる方法も異なります。

 

正確な投与ができないと薬は効きませんので、前記のような問題・経験がある場合には
必ずかかりつけの動物病院の獣医師に尋ねて問題を解決してください。

この方法が一番ということはないので、気楽に相談してください。

 

これからも、動物が皆さんと健康で末長く一緒に生活できるために知っていただきたい事を
書いてゆきたいと思います。

獣医師 南 毅生

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